私たちはまちの活性化のきっかけになる事業に挑戦することから始めます
魅力的なまちづくりを進め、市民の皆さまに「このまちに住み続けたい」と感じてもらえる事業を推進していくことが、私たちの役割です。
茨木中心市街地の現状
人口・商業指標
世帯数及び居住人口や通勤・通学人口は増加していますが、各種商業指標は低下傾向にあります。
人口増加は2025年がピークと推測されており、自由にまちで活動できる人が減少し、商業衰退が加速する恐れがあります。




利用状況
調査結果からは、中心市街地での利用店舗数が少なく、滞在時間も短いことがわかっており、エリア内での滞在や回遊をしていない傾向にあります。これは、大型店舗の利用が増え、中心市街地には銀行などの用事で訪れる、という場合が多くなっていると考えます。
課題
飲食店を望む市民の多様なニーズに応えられていない現状があり、商業機能の衰退が懸念されます。また、人口が増えているにも関わらず、平日昼間の賑わいには十分つながっていません。
市民活動の場が不足していることから「魅力ある商業機能、居心地の良い空間」が中心市街地に求められています。



事業効果のイメージ
人口や商業の現状・課題、求められていることを踏まえると、今後何も策を講じなければ、まちの衰退が懸念されます。そのため、課題に応じた策を講じ、魅力的なまちをつくることが必要となってきています。
中心市街地を活性化することにより、周辺地域を含む活性化にもつながります。

都市の持続発展サイクル
まちづくり会社は、魅力的なまちづくりを進め、市民の皆さまに「このまちに住み続けたい」と感じてもらえる事業を推進していく必要があります。
- 「市民」の定住が進んだ魅力的なまちでは、消費活動が活発
- 「民間企業」の事業拡大や設備投資、「金融機関」の投資、融資機会の増加
- 「市」は増えた税収により、行政事業への投資、経済活力の向上への支援を充実
- 「大学」は定住者がいて、都市機能が充実していることにより学生確保
- 「学生」は「民間企業」「金融機関」などへの就職や起業機会の増加
各事業について
茨木市を魅力的なまちにしていくための事業として、4つの分野に分けて取り組んでいます。

商店街にぎわい空間整備事業
また行きたくなるような居心地の良いお店で、ゆったりくつろぎながらカフェを楽しむ、そんな場所をご提供いたします。
クリエイターズマーケット整備事業
ハンドメイドクリエイターと起業家が集まり、新しい何かを生み出すことができるような「コミュニティの場」をつくります。
道路空間活用事業
待ち合わせや、電車の時間待ちなどの少しの時間でも、気軽にくつろげるような駅前オープンカフェを開設いたします。
店舗誘致事業
眠っている空き店舗のオーナー様と、事業者様をつないでいけるよう、さまざまな分野からの誘致を行い、皆さまが一歩を踏み出すためのサポートをいたします。
上記以外にも中心市街地活性化に向け、まちの魅力を活かした情報発信や イベント開催などの事業を展開していきます。