カフェとハンドメイドの複合施設「omo café +c」

茨木市のまちづくり会社である「FICベース株式会社」では、中心市街地の活性化に向けた取組みとして、明治時代に建築された古民家をカフェとハンドメイド品等を販売する複合施設として改修しました。キーテナントであるカフェ事業者は、京都で有名なカフェレストラン「omo café」(オモカフェ)、大阪初出店です。これらの取組みにより、商店街に居心地の良い店舗を誘致し、にぎわいの核となる拠点をつくるとともに、ハンドメイドクリエイターが低賃料で創業できる魅力ある商業空間の創出を目指します。

omo café +c とは

株式会社ザックエンタープライズが運営するカフェの店名「omo cafe」に、クリエイター(Creator)とコミュニティ(Community)の頭文字の「C」をプラスしました。
「カフェに訪れる人と、クリエイターとのコミュニティが生まれる場」というコンセプトです。

茨木市商店街近くの古民家外観

築140年の古い古民家

こちらの古民家を契約した当初は、当然のことながら古さあふれる空間でした。

畳は日焼けして破れ
ふすまは茶色いシミがあり
砂壁はぽろぽろと剥がれ落ち

とても「素敵な場所」とは言えない状態でした。

しかし、職人さんたちの手が入り、どこかしこに新しい命が吹き込まれていきます。

そして、「少し前まで人が暮らしていた古い家」は、素敵なカフェレストランへと変わったのです。

生まれ変わった古民家

「omo café +c」と名付けられた、カフェとハンドメイドの複合施設は、2022年5月13日にオープンいたしました。
当初の面影はもうどこにもなく、古民家の古さをいかしながら、ゆったりくつろげるカフェ空間が広がります。
入口を入るとすぐにハンドメイドクリエイターの販売スペース「あんずの間」「かりんの間」があり、カフェに訪れた人たちに作品を手に取って見てもらう場所があります。

2階には、ワークショップスペース「すみれの間」があり、ハンドメイド体験をしたい人たちが集まって楽しめる場所になっています。

庭の奥にある蔵「さくらの間」でも、ワークショップや個展などを開催することができます。

いよいよオープン!

オープン初日には、茨木市長との対談やテレビ局の取材もあり、大変な賑わいとなりました。

▶︎「omo café +c」がMBSニュースで取り上げられました!

2週間後の5月29日には、オープニングイベントも行われました。
カフェオープンの時間より1時間早いスタートでしたが、通りかかった方や告知を見て駆けつけてくださった方など、早くからたくさんの方が訪れてくださいました。

▶︎「オープン記念の集い」を開催しました!

広がるハンドメイドの輪

オープン当初より、出展を希望するクリエイターの方からの問い合わせが相次いでいます。
これからもどんどん、このハンドメイドの輪が広がっていくことでしょう。

いろいろな企画やイベントを増やし、ハンドメイドをきっかけとした「まちづくり」につなげていけるようにしていきたい、と考えています。

最後に

この事業が形となるまで、さまざまな方からのお力添えをいただきました。
ご支援、ご協力いただきました全ての皆さまへ、感謝の気持ちをお伝えいたします。
本当にありがとうございました。

今後とも、omo café +c 並びに FICベース株式会社 をよろしくお願いいたします。


オープンまでの様子はスタッフ日記をご覧ください。

▶︎スタッフ日記 > 古民家プロジェクト